遊郭　爆蘭(はぜらん)Blog

  

皆さま、こんばんは。宵闇です＾＾
九月に入り秋の気配を感じつつ、まだまだ残暑も厳しい今日この頃。。
朝・夜は涼しいかと思いますので、
うっかり薄着で就寝してお風邪を召されませんよう、お気をつけくださいませ。



爆蘭は、今宵２２時～２４時まで営業中でございます☆

　　　　　　　　　　殿方、姫君のお越しを心よりお待ちしております＾＾




それでは、久方振りに物語でも＾＾
今回は少々趣向を変えてみておりますが、勿論フィクションです(*´｀)


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目覚めると、赤い景色が広がっていた。
それらは全て曼珠沙華。
この世のものとは思えぬ美しさに、私はひとり得心した。

――嗚呼。此処は既に、この世ではないのだ、と。


「ようこそ、稀有なお方」


咲き乱れる曼珠沙華の中、
いつから其処にいたのか、浴衣姿の若い女が立っていた。


「此処は彼岸と此岸の狭間。迷うことのできる最後の場所」


黒く艶やかな髪が、風にそよぎ、けれども決して乱れない。


「貴方は、逝きますか？それとも、生きますか？」


陶器のように白い肌は、最早、生きとし生ける者の其れではなかった。


「貴女は如何されるのです、宵闇の君」

「まあ、意地の悪いこと」





「私はもう戻れはしないのです。あとは逝くだけ。
　貴方のようには、迷えない。
　けれど私は、それでも迷い、狭間に留まり続け、
　こうして行き交う人を見ているのです…」


その人は、とても寂しそうに微笑んだ。


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宵闇でした☆


※ 彼岸＝煩悩を脱した悟りの境地
※ 此岸＝煩悩や迷いに満ちたこの世
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Wikipediaより。





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おこんばんは、藤扇にございます。
長月に入りましたので、
遊ばせていただいている場所に曼珠沙華を植えました＾＾
彼岸花とも呼ばれているこの花。
ちょうど、お彼岸のころから咲き始めるからこの名がついたとか
有毒なこの植物を食べたら「彼岸（死）」しかないという説も
あるそうです。
この柔らかな形が藤扇は大好きで、
不吉な謂れがあるこの花を「彼岸花」と呼ばずに
「曼珠沙華」と呼んでおります＾＾



今回も「遊郭用語」いわゆる「廓言葉（さとことば）」を
ご案内いたしぃす＾＾

今回の言葉は。。。。「後朝」（きぬぎぬ）です。
「きぬぎぬ」という言葉は、古くは奈良時代から記述が残ってます。
この「きぬ」とは「絹」ではなく「衣」のきぬ。

しののめの　ほがらほがらと　あけゆけば
おのがきぬぎぬ　なるぞかなしき
（古今集巻十三）

この「己がきぬぎぬ」を略してただ「きぬぎぬ」と呼んだそうです。
古くは夫婦になった男女は一緒の屋根の下に住まうものではなく
男性が女性の家に通う、「通い婚」の形式をとっておりました。
ともに夜をすごすときにお互いの着物を脱いで寝床に敷いたり
あるいは上にかけて寝る。
朝起きたらそれぞれの着物を着て別れる。
それが「己がきぬぎぬ」であり別れを意味する言葉となりました。
上記の歌は衣に残った相手の残り香やぬくもりがかすかになっていくのを
はかなしと嘆いたものだと言われてます。
というのが本来の「きぬぎぬ」。

後朝という字をあてたのは平安時代ごろということです。
これは男女が会った「後の朝」とも
「後れて（おくれて）きた朝」とも言われてます。

江戸のころには通い婚の風習はなく、
ただ「三度通えば夫婦」とされた客と遊女の関係は
ある意味「通い婚」の形式そのままなので
「後朝」という言葉を使われたのだといわれております。


この別れの時間、遊女は客の気を引くために
様々な手練手管を使ったともいわれておりますし
お互いに好き合った同士で別れを惜しむなど
様々な場面があったそうでございます。




ささ、今日のご案内はここまで＾＾
今宵も爆蘭の提灯に灯がはいります。
どうぞ、みなさまおはこびを。


廓案内は藤扇が資料をもとにまとめたもので
藤扇の私見も入っております。
事実との関係は保障できかねますので
ご容赦くださいましね。
また、こういう話をしてほしい、
これはこうだったんだよっていうお話ございましたら
お話くださいましね＾＾


さて、ここでおしらせーーー  続きを読む

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たて続けにこの顔…見飽きたわ！という方。。すいません；；
この度、散茶に昇格いたしました、椿にございます。
姐樣方からもブログで紹介していただき、嬉しいかぎりでございます。
先日「梅茶に昇格いたしました」とご挨拶したばっかりのような
気がいたします。

はじめて爆蘭に来たのはほぼ２ヶ月前。
それからあっという間でした。
まだ分からない事だらけでふわふわしています。
そんな私が散茶になることができたのも、私の為に時間をさき、
やさしくしてくださった姐樣方、ご指名してくださったり
あたたかい言葉をかけてくださったお客様のおかげでございます。
本当にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします＾＾



本日の爆蘭は定休日につきお休みです。

明日、皆様にお会いできるのを楽しみにしております＾＾  

番頭より、遊女昇格のお知らせを差し上げます。











でかいわ！

こんなのに頭を齧られたら生きておりませんがな。

さて、大座敷で妙なものを被って遊んでおる者への説教はあとでするとして（－－）
改めまして、遊女昇格のお知らせを差し上げます。





つい先日梅茶昇格の御挨拶を差し上げたばかりのような気が致しますが、このたび梅茶として爆蘭の末席におりました椿（つばき）が、姐達の後押しあって散茶に昇格致しました由、謹んで御披露目させていただきたく存じます。

既に先駆けて姐達が祝いの記事をしるしておりますが、その様からも解りますように誰からも可愛がられる娘にございます。気立ての良さと言うか、純粋さと言うか。不要に飾ったり騙ったりしない、すっきりとした心根が見ていてまこと気持ち良い。今はまだ妹らしい控えめな立ち居振る舞いを致しますが、その胸の中に如何様な成熟した心を湛えているものかと楽しみになります。

椿にもじきに妹ができましょう。
これまでとは違う姐の立場に、戸惑ったり悩んだりすることも多かろうとは思いますが、椿の気性の良さが彼女を助けるに違いない。そして慈しんで下さる数々のご縁が、この先の椿にあれば良いと願っております。

何卒、ご贔屓に。
良い娘です＾＾



以上、番頭でした。






（気に入ったのか番頭）

　
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こんにちは、藤扇です＾＾
先の記事でも宵闇がご案内いたしておりますが
この度、椿が散茶に昇格いたしました。

彼女はSL自体の日が浅いにもかかわらず
一緒にいてとても安心ができるのは
彼女の人柄と彼女が作る柔らかな空気からだと思います＾＾

藤扇もお話をしていると
いつもついつい話し込んでしまう。
「あ、これもこれも！」といろいろだしてしまう
そんな彼女が散茶として
昇格したことはこの上なくうれしいことです＾＾


どうぞ、皆様かわいいかわいい椿に
会いにきてください＾＾



椿、おめでとう。これからもどうぞよろしく＾＾  

皆さま、こんばんは。宵闇です＾＾
本日は皆さまに、大変おめでたいニュースをお届けしたいと思います♪

この度、椿ちゃんが、早くも散茶へ昇格いたしました！ヽ(*＞∀＜*)ノ





椿ちゃんは、宵闇が爆蘭をお休みしてた頃に入ってきました。
第一印象は、「梅茶になりたてだとは思えない。なんてしっかりした子だ！」でした＾＾
初々しさもあれど、それ以上に落ち着いた雰囲気で、
姐である私も見習いたいと思うほどよく出来た娘さんです＾＾





皆さま、どうぞこれからも椿ちゃんをご贔屓に＾＾

そして椿ちゃん、散茶昇格おめでとう！
これからも爆蘭を一緒に盛り上げていきましょうね(*ゝω・)ｂ


宵闇でした☆

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よつばのお礼に番頭のお礼。
お礼お礼と続く爆蘭ブログにございますがご容赦を。





今年も順調に
人に言われるまで自分のRezdayを忘却しておりました番頭です。御機嫌よう。


先日、爆蘭にてお客様方に祝いのお心遣いを頂戴致しました。
お祝いの品、お祝いの言葉の数々。有難うございます。
わざわざお運び下さるお気持ちに、御礼申し上げたく存じます。





Rezdayから一日経過していることもあって、のんびりと会話をしながら和やかに過ごしました。
ちなみにRezday当日は何をしていたかと申しますと、よつばのライブ会場で太腿あらわな舞姿をたのしｎ、いや、応援しておりました至ってマジメに力いっぱい清らかな心で。

このよつばのライブについても、皆様には重ね重ねお礼を差し上げたいことが沢山ありますが、よつば本人達にそれは任せることに致しましょう。






いつも温かいご支援を下さる御馴染み様、ありがとうございます。
そして爆蘭、浅草108スタッフの皆、ありがとう。

三年目も、よろしくお付き合い下さい。


浅草108　遊郭爆蘭番頭がしら　柴丸





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よつば1時間ライブ終了

本当にたくさんのお客様にお越しいただき
まことにありがとうございました。










たくさんのトラブルに見舞われながらも
暖かい、たくさんのご声援を賜りまして
まことにありがとうございました。

今回一部舞を披露できない場面がございましたが
これからの演舞での教訓とし、精進いたします＾＾





ありがとうございました。  

  

遊郭爆蘭から生まれたユニット『よつば』が
サマー・エンド・フェスタ2009
にて、この度、単独LIVEを行なうことになりました。


どんっ！


いつもは爆蘭の遊女として日々精進してる、この4人。
ステージに上がり1歩踏み出すと、己の殻を破り、見せる姿。
以前はUMECHANZとして可愛らしく舞ってた
『よつば』として生まれ変わった彼女達の
今回の舞は一味も二味も違う様子・・・・
1時間のLIVE、彼女達にとっては未知の世界に足を踏み入れるのでしょう。

彼女達の姿を是非、貴方様にも見ていただきたい。

■ 開催日時 2009年8月27日(木) 22:00〜
■ 開催場所 Walker Island イベントステージ
http://slurl.com/secondlife/Walker%20Island/46/92/40

↓↓お知らせ↓↓
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それに伴いまして、本日、遊郭爆蘭は臨時休業にさせて頂きます＾＾
金曜日に、貴方様のお姿拝見できますことを楽しみにしております♪

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「まだまだ残暑も厳しゅうございますが」なんて
前回のご案内で書いておりましたら
なんだか朝夕は涼しくなってまいりましたね。
過ごし易くなりました夕べにもどうぞ、
お座敷へ遊びにおいでくださいまし＾＾



今回も「遊郭用語」いわゆる「廓言葉（さとことば）」を
ご案内いたしぃす＾＾

今回の言葉は。。。。
「手練手管（てれんてくだ）」

「手練」は「巧みな技」をさし、「手管」は「多彩な技」をさします。

遊女が客の自尊心をくすぐったりやきもちをやかせたり、
巧みな手法で客の心を虜にする手口のことをいいます。
「客を惚れさせて自分の思うように客を動かすこと」
なんて書いてある資料もございます。
なんだかこう書くと、遊女ってとても悪女でございますよねぇｗ
しかし、奥方がいらっしゃる殿方や
郭の外の殿方の心を捕まえるには
様々な「技」が必要だったのかもしれません。




現在では「人を騙すために用いるテクニック」などの意味に使われるようになっています。

遊女は果たして、「騙す」のか
「夢を見せる」のか。。。
どうぞ、爆蘭へおいでになってお確かめを＾ｗ＾


ささ、今日のご案内はここまで＾＾
今宵も爆蘭の提灯に灯がはいります。
どうぞ、みなさまおはこびを。


廓案内は藤扇が資料をもとにまとめたもので
藤扇の私見も入っております。
事実との関係は保障できかねますので
ご容赦くださいましね。
また、こういう話をしてほしい、
これはこうだったんだよっていうお話ございましたら
お話くださいましね＾＾


さて、ここでおしらせーーー  続きを読む

まだまだ残暑も厳しゅうございますが
皆様いかがお過ごしでしょうか？
ブログではお久しゅうございます、藤扇にございんす。


これから廓案内、「遊郭用語」いわゆる「廓言葉（さとことば）」を

今日のことばは。。。。。
「忘八（ぼうはち）」


忘八とは遊郭の主人のことを「亡八」と言います。
仁・義・礼・智・信・忠・孝・悌の8つの徳を忘れた者という意味だそうです。
この八徳、南総里見八犬伝などでご存知かと＾＾
娘を買い、繋ぎ止め、売る。そんなことをするからと
人にはそう見えたのかもしれません。



本当の心はその胸の内に。
それは遊女も、そしてそれを取り巻くすべての人も。


ささ、今日のご案内はここまで＾＾
今宵も爆蘭の提灯に灯がはいります。
どうぞ、みなさまおはこびを。


廓案内は藤扇が資料をもとにまとめたもので
藤扇の私見も入っております。
事実との関係は保障できかねますので
ご容赦くださいましね。
また、こういう話をしてほしい、
これはこうだったんだよっていうお話ございましたら
お話くださいましね＾＾


さて、ここでおしらせーーー  続きを読む

  

  

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皆さま、こんばんは。宵闇です＾＾
こんなに暑い日は、ついつい冷たいものをがぶ飲みしがちでございますが、
水分は、少しずつ、ゆっくりと摂らなければいけないのだそうです。。
皆さまも、お気をつけて＞＜


本日の爆蘭は定休日につきお休みです。
明日、木曜にお会いいたしましょう☆


それでは、久方振りに物語でも＾＾
私の空想でございますので、勿論フィクションです(*´｀)


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　　　『ひめ…』

　　　え……？　※花魁 珠姫





　　　　　　『ひめ…』

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『ひめさま』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『たまきさま…』



　　　違う…！「ひめ」じゃない！私はもう戻らない…！！





「・・・らん・・・」

「おいらん・・・？」






「あ……」

「どうかなさいましたか？珠姫花魁」　※散茶 宵闇

「何か考え事でも…？」　※梅茶 椿

「ええ、ごめんなさい。少し…昔のことを思い出していたの」

「まあ。昔も今も、花魁は花魁ですわ。ね？」

「そうですよ。珠のように美しい姫君でございます」

「うふふ、ありがとう」







　　　そう…私はこの爆蘭の花魁、珠姫。
　　　　　　　　　　　　　　それ以外の何者でもありません…。


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宵闇でした☆



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